NHK裁判、公正な判断を
「NHK問題京都連絡会」は、太平洋戦争時の日本軍の従軍慰安婦問題を扱ったNHKの番組改ざんに抗議した「NHK裁判」が来年1月29日に判決を迎えることから、裁判長らに公正な裁判を求める要請署名への協力を呼びかけています。
同番組は01年にNHKが放送したETV2001「問われる戦時性暴力」。放送直前に製作現場の意向に反してNHK幹部の業務命令で大幅に改変され、「女性国際戦犯法廷」について誤った報道がされました。1審では「NHKの編集権の範囲内」との判決でした。
同連絡会では「裁判では政治権力が放送現場に圧力をかけたことも明らかになり、事実を報道させないようなことを放っておくわけにはいかない。判決には日本の民主主義と平和がかかっています。署名にぜひ協力を」と呼びかけています。
署名は16日が締め切りです。用紙は以下のアドレスからダウンロードできます。問い合わせ先は同事務局TEL075・954・5596(長谷川、075・621・2254(倉本)。メールhaguenokai@yahoo.co.jp