ずっと自民に投票・・・9条改憲許せない、初めて「共産党」へ 木津川市・樋口國康さん
■シベリア抑留死亡者遺族の会役員
選挙権を得て以来、ずっと自民党に投票してきました。しかし、今回、比例代表では初めて共産党に一票投じようと決心しました。それは、安倍政権だけはあかんとの思いからです。安倍政権のやったことと言えば、大義なき国会解散、「森友・加計疑惑」隠し、アベノミクスの失敗…。どれも国民不在の政治です。そして、一番許せないのが9条改憲です。
父は戦後、抑留先のシベリアで亡くなり、私は遺族会の会員でもあります。遺族の苦しみを再び起こしてはいけないでしょう。しかし、安倍首相は9条に自衛隊を明記し、憲法の最も大切な理念である平和主義をないがしろにしようとしています。
この点では、希望の党も一緒です。改憲推進、安保法制容認を掲げ、自民党と違いはありません。
どの党にいれるべきか、相当に悩みましたが、平和憲法を守るために決心しました。