■市民アクション@きょうと事務局

 戦争法に反対する市民の受け皿として2015年3月、「キンカン」に参加するメンバー40人を核に発足しました。
集団的自衛権の行使容認をはじめとする安倍暴走政治を止める流れの延長線上にある運動です。昨年9月からは「19日行動」の主催団体として参加者を広げています。

 「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」項目は、多くの人が賛同できる内容です。全国で3000万人達成のためには、既成団体だけでなく、寺社や大学、医療、教育関係など地域に足場を作り、広いつながりを作らねばなりません。

 その試みとして、「左京市民アクション」を12月初旬に立ち上げる準備を進めています。呼びかけ団体は「憲法9条の会左京連絡会」「自由と平和のための京大有志の会」「戦争をさせない左京1000人委員会」「安保法制廃止を求める左京の会」「左京革新懇」の予定で、
4日に事務局を立ち上げます。

■各団体の強み生かした運動

 左京では、15年秋から「みんなのデモ」として円山音楽堂での集会や「19日行動」に向け、京大前から50~300人が歩いています。「9の日行動」で高野地域でのミニデモなども行われています。デモには「左京市民アクション」の呼びかけ団体が参加し、それぞれが学習会や講演会を重ね、交流してきました。各団体がそれぞれの強みを生かし、ポスターを張り出したり、チラシを作ったり、フェイスブックやインターネットでイベントページを作って発信しています。左京で成功させ、市内各行政区でも広げたいと考えています。

 改憲勢力が多数派ではありません。自公にも安倍改憲に反対する人がいます。保守派の中にも多いです。総選挙で立憲民主党ができたことも重要です。市民の共闘を強め、市民の運動で政党を後押しし、再度、共闘を作り直さねばなりません。安倍政治を早く終わらせるため、党派や思想信条を超え、手をつなぐ時だと思います。