日本共産党の上原裕見子府議の死去にともない、府知事選(3月22日告示)と同じ4月8日投票で行われる府議補選伏見区選挙区(定数1、3月30日告示)に、立候補を表明した同党の西山のぶひで候補(31)は21日、京都市伏見区の醍醐地域で〝お披露目宣伝〟をスタートさせました。

 西山候補は、3人の子どもの父親として、京都市の子どもの医療費を中学校卒業まで無料にすることをはじめ、返済不要の奨学金制度創設、憲法改悪反対などの公約を語り、「若い世代の願いを届け、京都から貧困問題を解決する先頭に立ちます」と決意を表明。議席継承を誓いました。

 同党の倉林明子参院議員は、9条改憲や社会保障大改悪を進める安倍政治に対峙する野党共闘の前進と広がりを紹介し、京都でも市民と野党の共闘で新しい知事を誕生させようと呼びかけました。同時に、「府政を変える確かな力は党府議団を大きくすることだ」と強調。自身の府議時代(1994年)、のぶひで候補の祖父の故・西山秀尚府議団長から、「府民の苦難の解決のため、とことん頑張る」党議員の姿勢を学んだと述べ、「31歳の若い政治家を府議会に送り出して」と訴えました。

 馬場紘平府議、西野さち子京都市議が参加しました。