暮らしと生業守る政治へ 府議補選福知山市に大槻富美子氏が出馬表明
日本共産党京都府委員会は6日、府知事選と同日の4月8日に投開票される福知山市選挙区の府議補選(欠員1、3月30日告示)に、同党の大槻富美子・福知山市議を擁立すると発表しました。同日、大槻氏は府庁内で記者会見を行いました。
■府北部の課題解決へ共産党議員が必要
会見には、金森亨・府委員会書記長、山内健・中丹地区委員長、前窪義由紀・府議団長らが出席。金森氏は、大槻氏について、福知山市での水害時に地域の状況を聞き取り、生活・営業の復興・復旧へ奔走したことを紹介し、「市民の暮らしと生業を守る政治の実現へ、最適の候補者」と紹介しました。
大槻氏は、「府北部には様々な問題が集中していると感じており、(解決のために)どうしても共産党の議員が必要だと決意した」と説明。府北部で繰り返す大雨による水害被害について、「福知山市では2004年以降、大きな水害が4回。現在、国、府、市で治水対策が行われているが、内水対策に力を入れ、一軒でも被害が減らせるように活動したい」と語りました。
また、安倍政権による社会保障改悪が進められるもとで、地方自治体による高齢者福祉の充実、子育て支援、貧困対策の必要性を感じていると強調。「住民の生活を守り、地域経済を守る。そのすべての大前提となる平和、憲法9条を守っていくという決意です」と述べました。
(写真=府庁で会見する大槻氏と〔左から〕前窪、山内、金森の各氏)