“佐川長官、真実を語れ”怒りの納税者一揆 確定申告初日、税務署前で行動
所得税、法人税の確定申告受け付け初日の16日、京都市の上京税務署前で、森友学園への国有地売却問題で虚偽答弁を繰り返した佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官(財務省前理財局長)への抗議行動が行われました。
全国一斉行動の提起に応えた京都の市民らでつくる「全国納税者一揆京都アクション」が呼びかけたものです。約30人の市民が参加し、「佐川長官は『資料なしでOK』 私らも『領収書なし』でOK?」の横断幕や「国民の財産をお友だちに横流しするな!」などのプラカードを掲げてアピール。佐川長官と同税務署あてに、「行政の公平性」「道理に沿う」公務のあり方を再考するとともに、安倍昭恵氏と佐川氏に、証人喚問に応じ真実を語るよう求める申入れを行いました。
行動に先立ち、「3・13重税反対北上実行委員会」が、同税務署に納税者の権利を守るよう求める申し入れを行い、佐川長官には証人喚問に応じることと、辞任を要求したことを報告。佐川氏の態度は、税徴収の適正・公平な運営を行う国税庁のトップにふさわしくないと批判しました。