「子どもの未来が輝く府政をつくってほしい」と舞鶴市の子育て中の母親らでつくる「子どもの未来を考える舞鶴ママの会」は3月17日、「つなぐ京都」の福山和人弁護士を迎えたタウンミーティングを開催。子ども連れの母親ら11人が参加し、福山氏と府政への要求を交流しました。

 福山氏が政策について解説。子ども医療費無料化拡充、全員制の中学校給食実現、給付型奨学金創設を第一段階として進め、経済振興による税収増で保育無償化など段階的に教育無償化に進む展望を示し、「子どもの貧困解消と子育て世代サポートは政策の大きな柱です」と語りました。

 2人の子ども持つ母親は、「知事には『国とのパイプがいる』という友人がいる」とし、知事は国と「友好的」な関係を保つべきなのかと質問。これに対し、福山氏は「国と地方の関係は、法律などで制度化されており、国の政策への立場に関係して補助金が減らされるようなことはない」と答えました。

 他の参加者は、同市が福井県の原発に隣接しており、「『再稼働反対、廃炉を』と思って、市長に申し入れても会ってもくれない。首長の姿勢ってこうなの。知事には府民の声を聞いてもらいたい」と述べました。

 福山氏は、「僕の知事像は、御用聞きのおっさん」だとした上で、「政策の作り方もボトムアップでやりたい。府政は府民が主人公」と答えました。