幾山検校の作品披露 24日「邦楽を楽しむ会」
明治前期に京都で最後に活躍した検校、幾山検校が作曲した作品の演奏会「邦楽を楽しむ会」が24日午後6時半から、京都市上京区の府立文芸会館和室で開かれます。
検校は、中世・近世に視覚障害者の官職の最高位を示すもので、音楽家などが多くいました。
演奏会は、筝(こと)、三絃(げん)、尺八の指導者や演奏家らが古典曲の普及にしよう活動している京都三曲協会が主催します。
宮城道雄が絶賛したといわれる名曲「萩の露」をはじめ、「川千鳥」、「打盤・横槌」の3曲を披露します。
1000円、高校生以下500円。京都三曲協会事務所TEL075・841・3099。