「働き方改革」一括法案が参院審議入りした4日、同法案の廃案を目指す「エキタス京都」は、京都市右京区の阪急西院駅前で街頭宣伝を行いました。

 SNSでの参加呼びかけに、学生や労働者らが駆けつけました。学生らは「定額働かせ放題 休みゼロ 働き方改革ストップ」「働いた分くらいの金くらい払え」などを書かれたステッカーなどを持ち、法案反対をアピール。同会の橋口昌治さんらが「法案は、サービス残業を合法化させるもの」などと訴えながら、法案の問題点を解説したリーフレットを配布しました。

 参加した立命館大学の男子学生(19)は「法案は、労働者にとっては不利にしかならないものです。将来、社会人となって働くことを考えると、黙っていられない問題です」と話していました。