夫の戦没地ニューギニアを訪ね 28日、遺族が語る
京都平和遺族会は28日午前10時半から、左京区の聖護院御殿荘で開く総会で戦没者遺族の話を聞きます。
遺族は阿部鈴子さん(90)。夫は28歳でニューギニアで戦死しました。夫妻が1934年から44年までの10年間に交わした書簡は370通。夫の手紙を何度も読み返してきた鈴子さんは、ようやく62年目となる昨年、初めてニューギニアを訪ねることができました。その旅行を小冊子にまとめ、平和の語り部として活動しています。
また、ヴァイオリニストの渡部玲子さんによるミニコンサートも予定されています。参加費は500円。問い合わせ先は事務局TEL・FAX0595・45・2092(坪)。