新婦人長岡京支部は、「保育所ふやして! プロジェクト@長岡京」を立ちあげ、昨年から、公立・認可保育所の増設を求める議会請願署名を開始。12月定例会(4日開会)に請願提出を予定し、署名活動を活発化しています。

 請願項目は、▽希望するすべての子どもが入れるよう、公立保育所あるいは認可保育所を緊急につくる▽認可外保育所の保護者負担をさらに軽減し、保育にかかわる保護者の経済的負担の格差をなくす─の2点。署名目標数は1万人で、5565人(11月25日現在)に達しました。

 同市では、17年度当初、保育所に入れなかった子どもが91人(4月1日)、170人の定員増で迎えた18年度は72人(同)発生しており、直近では145人(11月1日)が待機児童です。来年度は、さらに定員を140人増やしますが、「(受け入れ体制は)追いつかない」現状です。

 11月25日は、市内のスーパー前2カ所で「保育所が足りていません。待機児童ゼロの長岡京市にしましょう」と署名を訴え。「保育所入所を希望するママたちが、不安な思いを語っている」と職場の様子を話す女性や、子どもと買い物に来た父親らが、次々ペンを取り、1時間で100人を超える署名が寄せられました。

 署名と併せて、市長に届ける保育所要望アンケートを募り、「保育士の給与や働き方の改善が必要」などと、対話が弾みました。