太秦学区の商店で対話する、ほり信子京都市議

 3月 29日告示の府議選・京都市議選で大争点となっている消費税10%への大増税。政府は国内景気が後退局面に入った可能性を認め、府内でも企業の景況判断は大企業から中小企業に至るまで「下降」の見込み。世界経済の先行きも〝真っ暗〟と言われるなか、増税強行は論外。日本共産党は府内各地で議員・候補者を先頭に、「増税は今からでも止められる。共産党の躍進で10%増税をストップさせよう」と訴えています。

 ほり信子京都市議は3月15日、右京区太秦学区で太秦支部のメンバーと宣伝、対話行動に取り組みました。豆腐店を41年営む、北方久雄さんは、「増税反対で頑張る共産党に期待している」と、ほり議員らを激励。現在、豆腐は1丁210円。5年前の8%増税時に値上げしましたが、その後、原材料費や水道料金の値上げでも価格を据え置いてきました。「10%になれば値上げせざるを得ない。お客さんに申し訳ない」と話しました。

 また、家から出てきて宣伝を聞いていた女性は、「年金暮らしは大変で、増税なんてとんでもない。『北陸新幹線より、まずくらし』は本当にその通り」と語り、ほり議員は、「市民の暮らし、営業が大変な今こそ政治が支えるべき。10%増税は止められます。そのためにも、共産党を大きく伸ばしてほしい」と訴え掛けました。

中京後援会、御所南支部と“寺町通作戦”に取り組む平井良人京都市議

 16日には、平井良人京都市議が中京後援会、御所南支部とともに〝寺町通作戦〟に取り組み、御池通から丸太町通までシール投票や署名を呼びかけながら商店主や市民と対話しました。

 金物店の店主は、「安倍首相は『増税分はお返しする』と言うが、それなら増税しない方がいいに決まっている」と話し、80年続く古書店の女性は、「『福祉に使う』というので我慢してきたが、医療も介護も負担は増え、サービスは低下するばかり」と「反対」にシールを貼りました。シールを貼った11人中、9人が「反対」を選びました。

 店の中から「共産党頑張って」と手を振る姿もあり、平井議員は、「増税ノーの、みなさんの声を届けるために全力で頑張ります」と応えました。

八幡市男山南支部・後援会と宣伝する(左2人目から)森下よしみ府議、亀田優子八幡市議

 八幡市では17日、森下よしみ府議、亀田優子八幡市議が男山南支部・後援会とともにスーパー前で宣伝。「消費税増税は今からでも止められます。共産党の躍進で、10%増税も安倍政権も一緒に吹き飛ばそう」と訴えました。

 「安倍首相は10月に消費税を10%に上げると言いますが、みなさんの暮らしはいかがですか」と切り出した森下議員は、1日の食費を500円以内に抑えて暮らす年金生活のお年寄りの声などを紹介し、「この上に増税されれば、暮らしていけない。立場の違いをこえて増税反対の声をあげよう」と呼びかけました。スーパー前でたこ焼き店を出店している店主は、「8%になった時もお客さんへの奉仕と思って、『4個100円』の価格は据え置いた。でも、10%になれば大変」と、宣伝する森下議員らを激励しました。