日本共産党の笠井亮政策委員長・衆院議員は6日、京都市右京区で、かみね史朗、島田けい子両府議候補、西村よしみ、山田こうじ、ほり信子の各市議候補とともに街頭宣伝し、「安倍政治にきっぱり審判を下し、日本の新しい夜明けをこの京都からつくって、〝安倍政治サヨナラ記念日〟を作る年にしよう」と呼びかけました。

 西小路通五条では、かみね、山田両候補と演説。笠井氏は、〝安倍・麻生道路〟と言われる下関北九州道路計画を巡る発言で、5日に塚田一郎国土交通副大臣が辞任した問題に言及し、そもそも「忖度」の源流には、急いで進めるよう安倍首相が官邸で指示を出していた疑惑が濃厚だと指摘。森友・加計問題、統計不正と併せ、「ウソだらけの政治にピリオドを打とう。最初の大きなチャンスが(7日の投票の)地方選。みなさんの怒りの思いを日本共産党の候補者に託して下さい」と強調しました。

 その上で、▽10月からの消費税10%増税ストップ▽高すぎる国保料の値下げ▽戦争の悲劇を繰り返させない―の3つの願いを「党派を超えて日本共産党に」と語り、右京区で府・市会候補5人全員の勝利へ支持を呼びかけました。

 山田候補は、地域住民と力を合わせて、阪急西院駅のバリアフリー化が実現したことを報告。引き続き、大型公共事業より、地元中小企業支援、国保料の値下げ、全員制の中学校給食など、暮らしの願いを実現する決意を表明しました。
 かみね候補は、若者の正規雇用拡大する京都府独自の計画の策定、中小企業を支援して時給1500円の実現など、命と暮らしを守る政治へ、奮闘を約束しました。