飯田和敏さん

 日本の平和と民主主義への危機感から、安保法制(戦争法、2015年成立)反対の運動に参加し、ネットで国会論戦の監視を始めました。国会観戦のための専用アカウント「国会のゲーム菩薩」で発信、京都での国会パブリックビューイングの取り組みにも参加しています。

 参院選は、立憲野党が、これまでにない連携でたたかっている歴史的な選挙です。4月の衆院大阪12区補欠選挙で日本共産党の宮本岳志さん(前衆院議員)が、職を辞して無所属の野党統一候補となった、あの大胆な決断は、共産党の本気度と共闘への大きなビジョンを示したと思います。実際、参院選の野党の連携のあり方も大きく変わりました。本気で共闘を目ざす日本共産党の決意に応え、市民として全力で応援したいと思っています。

 京都選挙区での投票判断の材料は、候補者の国会での振る舞いや発言です。自民党の現職は、官僚にどう渇するような質問をしたり、消費税増税で自民党の公約と違うことを言ったり、信用できません。

 共産党の倉林明子さんは、先の通常国会で成立した、子どもへの体罰禁止を明文化した児童虐待防止の改正法の功労者です。質疑では、体罰容認の根拠とされている民法の懲戒権規定の早期廃止、子育てを支える社会的支援策も求めました。近畿では、京都の倉林明子さん、大阪のたつみコータローさんの議席をなくしてはなりません。インターネットも大いに活用し、再選を願っています。                              (京都市左京区)