平和・暮らし守る“本物の保守”共産党伸ばしてほしい 元公明党副委員長・二見伸明さんの訴え(要旨)
衆院議員10期、羽田内閣では運輸大臣を務めた、元公明党副委員長の二見(ふたみ)伸明さんが14日、当落線上の大接戦・大激戦となっている京都選挙区(改選数2)の日本共産党・倉林明子候補の応援のため、京都入りしました。上京区内で行った街頭宣伝での訴え(要旨)を紹介します。
“福祉の党”が完全に変質
公明党の副委員長をしていました。その私がなぜ、共産党の倉林さんを応援するのか。それは、公明党が全く変ってしまったからです。かつての福祉の党が今では全く逆です。仲間が集まると「今の公明党には困ったな」とこんな意見が出てきます。これが、公明党OBの偽らざる声です。
沖縄の知事選では、地元の創価学会は、辺野古への米軍基地移設に反対でした。ところが、中央の幹部が勝手に基地移設推進の候補者への支援を決めました。これに、地元は怒った。その人たちが創価学会の三色旗を振って、辺野古新基地に反対する玉城デニーさんを応援しました。一番悪いのは、声を上げないこと。言いなりになることです。政治を疑うことから始めよう。そして、物を言おうよ。安倍政権だめだって言おうよ。行動しようよと言いたいです。
私は、茨城県で「戦争法廃止・立憲主義の回復を求める茨城県市民連合」の共同代表をしています。憲法を守りたいとの一点で、右から左まで、さまざまな人が集まっています。そこで、言っているのは、本物の保守とは、憲法を守ると言っている人たちではないかと。それなら、共産党は最も憲法を守る政党だから、本物の保守だなとみんなで言っています。
命守るために頑張ってきた倉林さん
年金で毎年、受給額が引き下げとなるマクロ経済スライドが問題になっています。この問題でも共産党は、マクロ経済スライドは、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という憲法25条に反していると、この立場から真剣に訴えています。
共産党は憲法を守る。そして倉林さんは元看護師で命を守るために頑張ってきた人です。この選挙、勝ちましょう。投票日当日に、投票先を決める人が1割はいます。投票日も票は上積みできます。頑張りましょう。