【消費税10%ストップ】府内各地で行動(5)山科各界連、乙訓各界連
■山科各界連/4時間ロングラン宣伝
消費税廃止山科各界連絡会は14日、京都市山科区の外環三条交差点付近で増税中止を求めるロングラン宣伝を行いました。同会に参加する個人や団体のメンバーらが午後1時から午後5時まで宣伝しました。
参加者は、増税中止を呼びかける横断幕やプラスターを掲げながらアピール。増税の賛否を問うシール投票を通行人に呼びかけ、「増税反対」が圧倒的多数となり、「増税中止へがんばってほしい」「増税されたらやっていけない」と声が寄せられました。日本共産党の鈴木豊子京都市議は、福祉の現場や、市民が生活に苦しむ実情を紹介し、「増税したら生活していけないと悲鳴が上がっています。ご一緒に増税中止へ声を上げましょう」と訴えました。
■乙訓各界連/“中止だけでなく、減税してほしいくらい”
乙訓地域(長岡京市、向日市、大山崎町の2市1町)の消費税廃止各界連絡会は12日、それぞれの地域で増税中止を訴える宣伝を行いました。
向日市では、阪急東向日駅前で、日本共産党の市議、新婦人のメンバーらがスピーチして、合計108万人分の増税中止の署名が国会に届けられていることも紹介し、「『増税は許さない』という庶民の声を諦めずに国会に届けよう」と署名を呼びかけました。
市議らは、向日市議会が昨年の12月定例会で、「混乱を招く来年10月からの消費税増税の中止を求める意見書」が賛成多数で可決されたことを紹介。7月の参院選では、10月からの消費税引き上げ中止が、野党の共通政策にも盛り込まれていることに触れ、地方でも国会でも庶民の声を届けて奮闘する決意を述べました。新婦人向日支部の川上清美支部長は、安い商品を買って生活を切り詰める消費者の実態、増税になれば店を辞めるという商売人の声を紹介し、「消費税10%への増税は暮らしに追い打ちをかけます。10%は困るという声を署名に託して下さい」と訴えました。
署名に応じた男性(50)は、商売を辞め親の介護をしており、「中止だけでなく、減税してほしいくらいや」と話していました。