亀岡市長選
亀岡市長選への立候補を表明する福井紀代子氏

 亀岡市長選(10月13日告示、同20日投票)について、「市民本位の明るい民主市政をつくる会」は9月23日、同会共同代表の福井紀代子氏(69)=新人=を擁立すると発表しました。同日、亀岡市内で福井氏が記者会見を行いました。

 福井氏は、実施したい政策について、中学校給食の実現をあげ、「中学生の心、体を育てていく大きなエネルギーでぜひ実現したい」と述べました。

 また、市政の柱として▽10月からの消費税増税で市民の暮らしが大変になるもと、税金の使い方を市民の暮らしを支えるものにする▽高齢者、障害者、性的少数者など多様な市民が大切にされる町▽暮らし、平和、自然環境を守る―などを示しました。

 その上で、市政運営について市民や職員の意見を聞いて、ともに考えていくボトムアップ型の市政実現へ向け「全力で頑張っていく」と述べました。同市長選をめぐっては現職の桂川孝裕市長が無所属での出馬を表明しています。

 福井氏の略歴は次の通りです。

 福井紀代子(ふくい・きよこ) 旧丹後町(現京丹後市)出身。日本福祉大学卒業後、中学校教諭として京丹波町、亀岡市で勤務。2018年2月から新婦人亀岡支部支部長。