京都市長選「市民と野党の共闘で」

 安倍政権の戦争法強行に抗議して始まった「19日行動」が丸4年を迎え、9月19日には市民ら500人が街頭演説会とデモに参加。京都市役所前から四条河原町まで、「9条改憲ノー」「日韓友好」「戦争したがる総理はいらない」などとコールを響かせました(16面に関連記事)。

 市役所前では、日本共産党の倉林明子参院議員、新社会党京都府本部の駒井高之副委員長、社会民主党京都府連合の野崎靖仁幹事長がスピーチ。立憲民主、国民民主、みどりの各党がメッセージを寄せました。

 倉林氏は戦争法強行から4年間、市民が声を上げ続けたことで野党共闘が始まり、7月の参院選では13項目の共通政策まで一致点が広がったと述べ、一致する政策は闘いによって広がると強調。昨年の府知事選挙での大健闘、埼玉、岩手両県知事選挙での勝利に触れ、「来年の京都市長選挙では立憲野党と市民との共闘で市民が主人公の京都市政を勝ち取ろう」と呼び掛けました。

 駒井氏は「次は京都市長選挙。市民と野党の共闘で勝利し、住民本位の福祉型政策を実現する市政へ変え、自公政権に痛打を」と訴え。野崎氏は「政権交代に向け、立憲野党は共闘へ、決意新たに向かっていこう」と話しました。

 上京と左京の市民アクションから、3000万署名、デモや学習会などを通じた広がりが報告されました。

19日行動