京都市に全員制の中学校給食を 10万人署名呼びかけに反響 南区・新婦人支部が街頭行動
「小学校のような全員制の中学校給食をめざす連絡会」が呼びかけた、京都市で全員制の中学校給食を求める10万人署名が反響を呼んでいます。新婦人南支部が11月10日、南区の東寺前で署名を訴えたところ、子ども連れのママやパパ、高校生も足を止め、「ぜひ実現させて下さい」と署名をしました。同支部ではこの間、全戸訪問などで署名を呼びかけてきました。「今月中には、署名目標の半分、1800人分を目指したい」と意気込みます。
この日、東寺が区民まつりの会場となったことから、周辺も大勢の人でにぎわいました。支部長の長濃継子さん、事務局長の吉田幸代さんら6人が、署名用紙や「全員制中学校給食を」などと書かれたタペストリーを手に、署名を呼びかけました。
通りかかった秋田からの修学旅行生らは「えっー、京都に中学校給食ないの」と一同驚きの声を上げました。小学6年の孫がいると話す女性は「来年から孫は中学生。ぜひ実現させてください」と新婦人のメンバーを激励しました。
小学4年生の男子を連れた夫婦は「小学校のような温かくて、おいしい給食にしてください」とそろって署名しました。市内の高校に通う女子生徒は「私、中学校で給食弁当を食べていました」と言いながら、署名に協力しました。
吉田さんは「署名への反響の大きさに励まされています。全員制の中学校給食は長年の要望です。10万人署名で今度こそ、実現させたい」と話しています。