【京都市長選】京都から新しい政治の風起こそう 1月19日告示 福山和人さん駆ける「市民応援の市政つくろう」
京都市長選(2020年1月19日告示、2月2日投票)に立候補を表明した福山和人弁護士(58)は11月23、24日の両日、京都市内各行政区を駆け巡って、市民の願いに耳を傾け、予定候補として決意を語りました。
「待ってました!」「京都で新しい政治の風を起こそう!」―福山さんが訪れる先では、市民の熱い期待と温かいまなざしに包まれます。
この両日、街頭での演説3カ所、野外のイベント2カ所、行政区単位の事務所開き2カ所と、7カ所の室内集会であいさつした福山さん。投票日の2月2日は節分の前日にあたるとし、季節の節目と新たな市政の誕生を重ねて「福は内、市役所に福(福山)を送り出して」と切り出しました。
観光消費が倍増する一方、京都経済を支える99%の中小業者、市民の暮らしが一向に潤わない現市政の内実を告発。年収300万円の国保世帯にかかる国保料が年間約43万円と高額で、滞納すれば子どもの学資保険も差し押さえる非情な実態、子どもの医療費助成制度拡充や全員制の中学校給食の実施の願いに背を向ける現市政の転換を訴えました。
その上で福山さんは、子どもの医療費の窓口負担を中学校卒業まで無料にする場合を例に、財源の裏付けを紹介。必要な予算は8億円で、市の年間予算8000億円の0・1%であることを示し、「給料月30万円のサラリーマンに例えれば、300円のコーヒーを我慢するようなもの。市にないのはお金ではなく、やる気だ」と強調しました。
そして、「大多数の市民を応援するまっとうな市政を実現したい。市長が変われば市政は変わる。住んで良かったと実感できる京都を一緒につくっていこう」と呼びかけました。
つどいや集会の参加者からは、小中学校の少人数学級、敬老乗車証の利便性向上、保育所や介護施設への入所改善、などの願いが寄せられました。自衛隊への18歳と22歳になる青年の個人情報提供をやめてほしいという要望には、「ぼくが市長になったら中止します」ときっぱり回答し、大きな拍手が起こりました。
宣伝では、「立憲カフェ京都」の田盛美沙さん、保育士の林拓巳さん、「草の根プロジェクト」の井﨑敦子さん、京都民医連あすかい病院の中川裕美子院長、日本共産党の樋口英明京都市議らが、応援弁士として登壇しました。