【2・2京都市長選】京都市政に“福が来る” 医療関係者が楽曲制作、ロック調リズムに市政変える願い込め
京都市長選挙(2月2日投票)にあたり、京都の医療関係者が「京都市政を変えたい」との思いを込めてつくった新曲「福が来る!Ⅱ」が動画投稿サイトYoutubeにアップされ、話題になっています。
曲はロック調の16ビートのリズムに乗せて語りかけるもの。最初はエレキギター1本でミュート(弱音奏法)をかけてコードを刻みながら静かに入り、サビではバックにドラムスとベースが参入し、ギターの音色にディストーション(歪み)をかけて盛り上げ、怒りや決意を表現しています。
歌詞は、京都市の子どもの医療費無料化の水準が全国的にも低い状況や、京都市が世界遺産・仁和寺の前に大型ホテルを建設できるように規制緩和をしたり、自衛隊の求めに応じて若者の名簿を渡したことについて異議を申し立てるとともに、「なんとかなるはず 皆で決めることだから」「約束のその名前 白い紙のど真ん中に記(しる)すこと」と京都市政を変えるために投票を促す内容。
サビでは「福が来る。このまちに幸福の山を築くために」「福を呼べ。このまちに人と人の和をつなぐことだ」と、人々が手をとりあって幸せな社会を築く市政の実現を呼び掛けています。
「福が来る! Ⅱ」の歌詞
*1番
全国で何番目かに子どもを産みにくい このまちで
子どもがもし病気になったらお金がかかる このまちで
あきらめたくない それでもすきだから
なんとかなるはず 皆で決めることだから
仁和寺の世界遺産の門の前に 本気なのか?
時代錯誤の外国資本のホテルを建てる 本気なのか?
こわしたくない このまちのかたち
なんとかなるはず 皆で決めることだから
(サビ)
福が来る 福が来る このまちに幸福の山を きずくために
それぞれが 少しずつ 小さな勇気のかけら 持ち寄ろう
(間奏)
*2番
アメリカとイランが戦争始めそうになった その時に
中東に自衛隊を送るって決めた この国で
渡したくない 若者の名前
なんとかなるはず 皆で決めることだから
(サビ)
福を呼べ 福を呼べ このまちに人と人の和を つなぐことだ!
約束の その名前 白い紙のど真ん中に 記(しる)すこと
福が来る 福が来る このまちに幸福の山を きずくために
福を呼べ 福を呼べ このまちに人と人の和を つなぐことだ!
詞・曲 小林充 制作責任 MK