人形の寺、宝鏡寺(上京区寺之内通堀川東入)で春の人形展「人形展100回記念 源氏物語とひいな」が始まりました。展示されているのは、枠御殿雛(「京都民報Web」内の「なるほど京都」京のお人形を参照)や宮内庁所蔵で江戸時代に流行した「次郎左衛門雛」、光格天皇から拝領した「有職雛(狩衣雛)」をはじめミニチュア雛など約100体。テーマである源氏物語からは、同寺所蔵の「源氏香絵図」「源氏物語屏風」のほか、等身大の人形で源氏物語「花宴」の1場面(写真)を表すなどの工夫を凝らしています。
 人形展は4月3日までの午前10時から午後4時。拝観料は大人600円、小人300円。問い合わせ先は同寺TEL075・451・1550。http://www.hokyoji.net