【自慢の一品】さをり織り・布製品 あらぐさ福祉会 障害福祉センター「あらぐさ」(長岡京市)
新型コロナウイルス感染防止対策でレストランや店舗を休業した上、物品を販売するイベントが中止となり、手作り商品の販売をメーンとする障害者が働く作業所が苦境に立たされています。「きょうされん」が運営するネットショッピングモールの「TOMO市」では、通所者の仕事づくりと売上、集客に貢献する「コロナ不況に負けるな! 作業所応援ショップ」(https://www.tomoichiba.jp/clp1pc15c163c2365o0of0v0.html)を立ち上げています。きょうされん京都支部に加盟する府内の作業所の応援企画として、自慢の商品を紹介します。
一点物の魅力
織り手によって色彩も模様も個性豊かな布地が生まれる、さをり織り。ショールをはじめ、洋服やポーチ、バッグ、赤ちゃん玩具、イヤリングなど、一点物のハンドメイド製品が魅力(500円~)。織り手の名前入りのタグが付けられ、自分の感性と合う製品を見つけるのも楽しみです。
今春、「バッグ、ポーチ」をテーマに準備していた恒例の作品展「創17 th~えがおの手しごと展~」は、コロナ禍の影響で中止となりましたが、メンバーらは創作意欲にあふれています。
「作業に合わせるのではなく、一人ひとりの興味・関心に合わせた活動を考え、全力で支援するのがモットー」と話すのは、センター長の濵野亜希子さん。
藍(アイ)や茜(アカネ)、タケノコなど、挑戦したい染料で染める「草木染め」のほか、60人全員が何らかの作業で協力する花卉(かき)栽培では、ヒマワリを準備中です。
【注文・問い合わせ】障害福祉センター「あらぐさ」℡075・953・9212。