町に申し入れる、(右から)今西久美子、山本精両町議

 宇治田原町岩山地区で、大阪市の業者から太陽光発電用地の測量を目的に約3000平方㍍の伐採届けが出され、住民から環境、防災両面で不安の声が上がっている問題で、日本共産党同町議員団(今西久美子団長)は6月25日、町に監視強化などを求める申し入れ書を提出しました。

 申し入れ書では、過去に、奥山田地区での太陽光発電施設設置をめぐり、同町の「快適・安全な環境づくり条例」に基づく協定書や盛り土条例に違反して大量の土砂が持ち込まれ、町の対応が後手にまわった経緯があるとして、この事例を教訓とし▽絶対に違反行為などないように監視をより強める▽(業者には)地元区に計画を説明させる▽豊かな自然環境を後世に残すため、里地里山を守る条例や太陽光発電設備設置規制条例の検討―を求めました。

 申し入れには副町長が対応しました。