ランの在来種「春蘭」の展示会が9日から11日まで、京都市左京区の府立植物園で開かれています。
「春蘭」は、全国の里山に自生しているシュンランの中から園芸化したものを野生種と区別して名づけているもの。
展示会は、京都、大阪、滋賀2府1県の愛好者でつくる「東洋蘭洛風会」と同園が共催しているもので、約120点と席飾り5席を披露。参加者は、半透明なものをはじめ、うっすらと黄、紅、緑などに色付いた可憐な花に春の予感を楽しんでいました。
同会事業部長の野上雄司さんは「今年は暖冬の影響で全体に緑がかってしまい、紅などのくっきりした色が出ておらず残念」と語っていました。