左京市民アクションの緊急宣伝で訴える、日本共産党の光永敦彦府議とちさか拓晃衆院京都2区候補(同左)=9月15日、左京区・百万遍交差点

 京都市左京区の市民、団体でつくる「安倍9条改憲NO! 左京市民アクション」は、「安倍政治」継承を掲げる菅義偉新政権の発足を前にした9月15日、「安倍政治の継承許すな!」とアピールする緊急宣伝を京都市左京区の百万遍交差点で行いました。

 約30人が参加し、立憲主義の破壊、安保関連法の強行、「桜を見る会」疑惑に見る政治の私物化など、安倍政権が残した悪行の責任は消せないと強調し、「市民と野党の共同で、アベ的政治を終わらせよう」と訴えました。

 戦争をさせない左京1000人委員会、9条の会左京連絡会、自由と平和のための京大有志の会、日本共産党などの参加者らが、順にマイクを握りました。

 日本共産党からは、光永敦彦京都府団幹事長と、ちさか拓晃・衆院京都2区予定候補がスピーチ。ちさか氏は、2度にわたる消費税増税や、新型コロナへのまともな対策を怠り、国民の暮らしと命を危険にさらした安倍政権を批判。一方で、立憲主義を取り戻そう、憲法9条を守ろうと市民と野党とのネットワークが広がったことを評価し、「このネットワークが新しい政治をつくる力を発揮する時に来ている。『自助』を強調し、自己責任を押し付ける安倍政治の継承ではなく、命と暮らしを支える新しい政治を一緒につくろう」と力を込めました。