水道会計や暮らし支える予算案、野党が否決 大山崎町議会予算委
開会中の大山崎町議会3月定例会で15日、予算特別委員会が開かれ、真鍋宗平町長が提案している07年度予算案のうち一般会計と水道事業特別会計予算案が日本共産党を除く反対多数で否決されました。
一般会計予算案は赤字財政の立て直しを重点に置きながらも、中学校の再構築のための対策事業や介護ベット購入補助事業など、くらしを支えるための新規事業を盛り込んだもの。
水道事業特別会計は、過剰な府営水の基本水量の削減を前提に編成され、府営水の支払い負担を約半分の1億3000万円に圧縮し、5千600万円の黒字を見込んでいます。
反対したのは大山崎クラブ、住民の会、懇話会の3会派5人。いずれも反対討論は行いませんでした。
日本共産党の堀内康吉議員団長は、予算案否決について「水道料金引き下げや、赤字財政の建て直し、くらしの下支えを求める町民の願いに逆行するもです」と話しています。
本会議での採決は23日に行われます。