「成長過程の『性』の問題を大事に」「対等な人間関係築く啓発、支援に注力」 京都市・南青少年活動センターと懇談 共産党府委ジェンダー平等委員会
日本共産党京都府委員会のジェンダー平等・人権委員会の武山彩子事務局長(衆院近畿比例候補)と同党の森田由美子京都市議は12月15日、京都市の南青少年活動センター(南区)を訪問し、横江美佐子所長と懇談しました。
青少年活動センターは、市内に在住、通勤又は通学する青少年(13歳の中学生~30歳)や青少年団体などを対象に、青少年の福祉の増進や育成、自主的活動の促進を目的に、市内に7カ所設置。現在、指定管理者として公益財団法人京都市ユースサービス協会が、一括で管理運営(2022年度まで)しています。
武山氏は、ジェンダー平等社会実現を目指すための同党の政策や同委員会がさまざまな団体と懇談してきたことを紹介。「青少年のための活動の現場での取り組みやご意見を伺いたい」とあいさつしました。
横江氏は、南青少年活動センターのテーマは「居場所」と述べ、「センター周辺地域の中高生や青少年のための居場所づくりを目指している」と施設を紹介。その中でも、子どもから大人に成長していく過程で、「性」の問題は大事な課題と位置付けていると説明しました。そのため、性的マイノリティーの人たちなどの「居場所」提供や「障がいのある若者の『性』の理解」講座、恋愛について話し合う「レンアイカフェ」の開催、デートDVなどへの相談もしていると説明し、「性差を超えた、対等な人間関係を築いていけることが大事。そのための啓発、支援を行っている」と述べました。