日本共産党の吉田幸一衆院京都4区候補は4月18日、大門実紀史参院議員らと西京区内3カ所でリレー宣伝を行いました。

 ホテル京都エミナース前で大門氏は、菅政権が今すぐ辞任すべき3つの理由として▽「第4波」が来る下で、PCR検査の拡大、中小企業支援、医療の現場への支援拡充などで後手に回るコロナ対策▽過去最大の軍事費でアメリカと戦争する国へのまい進▽社会保障費削減の上、高齢者医療費の2倍化と病床削減など公的責任の放棄―を指摘。「共産党はコロナ禍の実態を国会で取り上げ、様々な制度実現、前進へ突破口を開き、野党とも共同して政策を作って来ました。もう政権交代するしかない。この党を大きくしていただきたい」と比例代表近畿ブロックでの同党議席(現有2議席)を4議席へ伸ばすことと、京都4区での吉田候補の必勝を呼びかけました。

 吉田氏は、日本と同じ資本主義の国でありながら、欧州各国では学費や医療費は無料となっていることを紹介し、「税金の使い方が違う。国民の命や暮らしを守るために税はあります。5000億円のイージス艦、不要不急の北陸新幹線延伸やリニアに使うお金があるなら、コロナ禍で苦しむ人にこそ回すべき。利権と無縁の共産党を大きくすること、4区から私、吉田を押し上げていただきたい」と訴えました。

 医療従事者の高梨輝子さんが、医療の現場での看護師らの奮闘とともに、感染拡大で疲弊しつつある現状も紹介。菅政権が今国会での強行を狙う、病床削減推進法案や高齢者医療費2倍化法案を厳しく批判しました。