「高齢者医療費2倍化」「病床削減推進」医療破壊2法案“黙ってられない” 京都革新懇が京都市内でリレー宣伝
総選挙で政権交代必ず
京都革新懇は4月15日、京都市内4カ所でリレー宣伝し、「総選挙で野党連合による政権交代を必ず実現しよう」と訴えました。
左京区の熊野神社前には、各地域・団体のメンバーら10人が参加しました。京教組の中野宏之委員長は、政府が5年間かけて公立小学校全学年を35人学級にする計画を決定したことについて、時間がかかりすぎると批判。その上で、「新年度を迎え、府内では40人学級のところが多数残されており、教育予算も増えていない。子どもも教員も安心して学び働ける学校をつくるためには政権交代しかない」と訴えました。
京都母親連絡会会長の中尾牧さんは、菅政権が新型コロナ対策にまともに取り組んでこなかったと批判し、「PCR検査数やワクチン接種数でも世界的にみると大きく立ち遅れている」と告発しました。その上、政府が75歳以上の医療費の2倍化や病床削減のための二つの医療改悪法案の強行を図ろうとしていることに対し、「黙っているわけにはいかない。今こそ声を上げ、政治を変えよう」と呼びかけました。
左京革新懇の板東利博事務局長は、政府が核兵器禁止条約に不参加を表明していることを厳しく批判し、「唯一の被爆国・日本がこれでいいのか。野党共闘で政権交代を行い、核兵器禁止条約への参加を実現しよう」と訴えました。