時代劇文化守ろう 東映労組メーデーで訴え
テレビ朝日が今年9月から時代劇のレギュラー枠撤退を表明したことにより、同系列の時代劇が消滅する危機に見舞われています。テレビ時代劇の製作を行っている東映京都撮影所の労働者(映演労連全東映労連)らは時代劇文化の崩壊につながるとして1日、全京都統一メーデー会場で「時代劇文化を守り、京都撮影所を守ろう」と訴えました。
同労組は、時代劇の文化と技術を培い、多くの優秀な映像スタッフを生み出してきた同撮影所での時代劇製作の縮小は、時代劇づくりのノウハウが失われると危ぐ。撮影所で働くスタッフの仕事と生活が脅かされると強調し、テレビ朝日と東映本社に対して、「時代劇文化、映像文化を守るために、レギュラー時代劇を復活するよう」求めています。