業況、売上、収益がいずれも悪化 京都中信の調査
京都中央信用金庫がこのほどまとめた07年1―3月期の景況調査で、前回調査(06年12月)の回復傾向から一転、業況・売上・収益いずれのDIも減少し、悪化しました。
取引先企業741社を対象に調査し、414社が回答。DIは、「増加」と回答した企業割合から「減少」と回答した企業割合を引いた数値。
業況DIは前期比11・9ポイント減少でマイナス18・4、売上DIは同28・2減少でマイナス18・1、収益DIは同27・0ポイント減少でマイナス25・9となりました。業況はサービス業をのぞき、売上・収益ではすべての業種が前期の改善から悪化に転じました。
来期(07年4―6月)の業況については、競争の激化や原材料の値上がりなど懸念材料があるものの、当期比9・7ポイント増を見込んでいます。