緊急街宣で訴える渡辺府委員長とたけやま氏(同右)、共産党府議団(左)=2月25日、京都市中京区

 ロシアが2月24日、ウクライナに対する軍事侵略に踏み切り、多数の犠牲者が生まれています。日本共産党京都府委員会は同25日、ロシアの軍事侵略に厳しく抗議し、軍事作戦の即時中止を求める街頭宣伝を京都市内2カ所で行いました。

 京都市中京の烏丸御池交差点で、渡辺和俊府委員長は、「明らかに国連憲章違反、国際法違反であり、決して許すことはできません」と強く抗議。プーチン大統領が核兵器での威嚇を行っていることについて、「核による威嚇は決して許されない行為です。今こそ憲法9条を持ち、被爆国である日本政府がロシアに毅然とモノを言うべき。ロシア大使館にも抗議するなど、各地で反対の声をあげよう」と訴えました。

 たけやまさいこ参院京都選挙区候補は、「『戦争してはいけない』という多くの声に反して、ロシアはウクライナへの侵略を始めてしまいました。すでに同国で137人の方が亡くなったと報道されています。決して許せない行為です」と抗議。これまでにも米国や中国などの大国による侵略行為が行われてきたとし、「大国の覇権主義を許してはなりません。ロシアは核兵器による威嚇も行っており、日本から反対の声をあげよう。連帯してロシア大使館に抗議したり、ツイッターで発信するなど、いろんな方法で戦争をやめさせましょう」と呼びかけました。日本共産党府議団が参加し、浜田良之府議が訴えました。

 同日、京都市中京区の三条河原町でも同党京都市議団が抗議の宣伝を行いました。宣伝を聞いていた、京都在住のポーランド国籍の女性は、「ウクライナにいる知人を心配している。1日でこんなことになるなんて怖い。ロシアは軍事行動を中止してほしい」と話していました。