3カ月ぶりに景況悪化 帝国データバンク
帝国データバンクが9日まとめた4月度の景気動向調査で、京都府の景気DIは前月比0・4ポイント低下し、45・4と3カ月ぶりに悪化しました。
全国の景気DIは前月比0・2ポイント減の45・3、京都を含む近畿2府4県では前月比0・6ポイント減の46・3でした。業界別では、「金融」「製造」「卸売」が悪化し、「建設」「小売」「運輸・倉庫」「サービス」が改善しました。
先行き見通しでは、3カ月後、半年後、1年後のいずれも景気判断の分かれ目の50を下回り、「大手企業が好調な決算を予想しているが、国内外の景気見通しや需給環境にたいする懸念から先行きに対する不安は大きく、地元企業が景気回復を実感できるまでには時間は要する」としています。