京丹後から「NO WAR」 地元在住ユーチューバーが街頭行動/共産党議員の連日宣伝知り行動開始
「命が一番大事、NO WAR」。ロシアによるウクライナ侵略をめぐり、京丹後市久美浜町では、同市在住のユーチューバー2人が、街頭で手作りのプラカードを掲げて宣伝しています。宣伝の模様はYouTubeで配信されています。
2人は、地元の観光地や住民の魅力を発信しているYouTube「京丹後けんけんチャンネル」のけんけんさん(20代)、大さんです。
宣伝を始めたきっかけは、「命を奪うのはだめ」と平和への願いを発信しようと考えていたところ、日本共産党の橋本まり子市議が一人で街頭宣伝していることをSNSで知ったことです。3月26日に橋本議員と街頭に立ちました。けんけんさんは、「一番大事な命が無くなるのはだめ。京丹後からラブアンドピースを」と話します。大さんは、「人が死んでいく状況は早くとまってほしい」と強調します。
宣伝では、ベニヤ板にガムテープで「NO WAR」と書いた自作プラカードを掲げ、黄色と青色のウクライナの国旗をイメージした服装でアピール。
配信した動画を見たウクライナ人から、「サポートしてくれてありがとう」とけんけんさんにメッセージが寄せられたといいます。
3月26日から10回ほど2人で宣伝を行ったといい、4月2日には再び橋本議員と並んで立ちました。
橋本議員は3月上旬からほぼ毎日、ショッピングセンター前で宣伝を続けています。3月3日に市議会でのロシアへの非難決議採択を受け、「決議だけでなく、もっと何か行動したい」と始めました。
橋本議員は、「若者2人が参加してくれたり、町内の別の場所でも毎朝宣伝が取り組まれており、多くの人の戦争反対の強い思いを感じている。始めたからには停戦までは続けたい」
と話します。