国民投票法、参院本会議強行採決に抗議 共産党府委
国民投票(改憲手続き)法案が14日正午前に、参院本会議で自民、公明両党の賛成で強行採決されたことに対し、日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は同日正午、中京区の烏丸御池交差点で抗議宣伝を行いました。
渡辺委員長が、「強行採決に抗議の声をあげよう」と呼びかけ、7月の参院選挙で、改憲勢力と正面対決する日本共産党と成宮まり子京都選挙区候補への支持を訴えました。
西山とき子党府副委員長は、「法案の中身もやり方も国民をないがしろにした暴挙だ。安倍首相が改悪を狙う第9条は、侵略戦争の犠牲の上に作られたものであり、戦争のない社会を望む世界の人々の願いが込められたものだ」と批判しました。
成宮まり子参院京都選挙区候補は、安倍内閣の顔ぶれが、侵略戦争を正しかったと評し、靖国神社参拝に熱心な“靖国派”で占められていると指摘。法案採択の日程に協力した民主党も改憲をめざすもう1つの自民党だと批判して、「“戦争あかん”の声を届ける京都の議席を取り戻したい。9条守れ、改憲許すなの願いを日本共産党と成宮に託してください」と呼びかけました。