物価高騰から生活守る 9条生かした平和外交を 参院選躍進・勝利へ共産党府委、府内163の駅頭・ターミナル等で宣伝
6月22日公示(7月10日投票)の参院選で、比例30万票、改選数2・京都選挙区での、たけやまさいこ候補の勝利を目指して、日本共産党京都府委員会は17日朝、たけやま候補、堀川あきこ比例候補を先頭に府内の163カ所の駅頭・ターミナルなどでいっせい宣伝を行い、地方議員や支部、後援会員ら853人が参加しました。
たけやま候補は、阪急桂駅(京都市西京区)と同長岡天神駅(長岡京市)で渡辺和俊委員長らとともに、出勤・通学の市民らにビラを渡しながら、訴え。物価高騰が深刻さを増す中、賃金は上がらず、年金は下がり続ける異常な事態と指摘し、「89の国・地域では消費税を減税しています。日本ができないはずはない。消費税を5%に引き下げ、中小企業を応援して最賃1500円に引き上げる仕事に全力で取り組みます」と決意を込めました。
桂駅の宣伝に参加した、児童福祉関係の職場で働く男性(48)は、「岸田政権が防衛費の増額を言い出したが、それではますます医療や福祉にお金が回らなくなる。市民の立場で声を届けてくれる日本共産党に期待したい」と話していました。西京区では、成宮真理子府議、河合葉子京都市議が、長岡京市では同党市議団がそれぞれ参加しました。
堀川候補は京都市左京区の熊野神社交差点で、地坂拓晃府書記長、とがし豊京都市議、同党錦林支部のメンバーらと宣伝。ロシアによるウクライナ侵略を受けて、参院選が戦争か平和か、日本の針路が大きく問われる選挙になっていると切り出した堀川候補は、日本共産党以外の政党によって防衛力強化のための軍事費倍増の“大合唱”が起こっていると指摘し、「この大軍拡は専守防衛のためではありません。日本が攻められていなくても、アメリカと一緒になって自衛隊員を海外に送り込み、基地や指令部を攻撃するためのもの。専守防衛を投げ捨て、戦争する国づくりが進められようとしています」と告発。日本共産党は軍事対軍事ではなく、憲法9条生かした平和外交で東アジアに平和と協力の地域をつくることを提唱していると述べ、「9条を守り、戦争しないための政治を続ける日本を次の世代へ引き継がせたい」と訴えました。