憲法、国民生活改善に関心なし 民主党の街頭演説
民主党副代表の岡田克也衆院議員が20日、京都入りし四条河原町で街頭演説を行いましたが、「参院選の意義は与党を参院で過半数割れに追い込むこと」とのべるだけで、焦点となっている憲法問題はじめ、格差・貧困是正や増税・負担増など切実な国民生活への言及などは一切ありませんでした。同氏の他に、松井孝治参院議員ら京都選出の国会議員も訴えました。
民主党は、安倍内閣が憲法改悪へ暴走を始めるもとで、「憲法より生活」と論争を回避していますが、この日の演説でも、松井氏は官僚の天下り規制しか訴えないなど、どの議員も憲法はもとより格差貧困の是正など切実な生活問題への言及はなし。7月の参院選の意義についても、「与党を過半数に追い込むこと」(福山哲郎参院議員)としかのべませんでした。(ま)