自衛隊施設見学し平和考える 舞鶴母親大会
舞鶴湾をめぐり、平和を考えようと19日、第48回舞鶴母親大会が同市内で開かれ、大人、子ども合わせて100人が参加しました。
舞鶴平和委員会の橋本安彦副会長を講師に事前学習を行った後、同氏の案内で舞鶴湾を一周して海上自衛隊施設を見学しました。
橋本氏は、同施設は山に弾薬庫、ヘリ基地を新しく拡張して整備し、いつでも使用できる完全な基地になったと指摘。停泊中のミサイル艦は、舞鶴市全体を電子レンジにかけた状態にできる威力があると話しました。
「イージス艦『みょうこう』『あたご』を当たり前のように見ているが、改めて背筋が寒くなる思いがした」「再び戦場に子どもや夫を送らないという思いを行動にしていかなくては」などの声が出されました。
来ひんとして、日本共産党の伊田悦子舞鶴市議が参加。地労協、斎藤彰舞鶴市長、京都母親連絡会からメッセージが寄せられました。(新庄富江)