9条生かす外交、気候危機打開策 共産党・たけやま候補、市民の疑問に政策語る/各地で街頭タウンミーティング
大激戦となっている参院選(10日投票)で、日本共産党の、たけやまさいこ参院京都選挙区候補は連日各地で対話型宣伝「街頭タウンミーティング」を行い、府民・市民の疑問や質問に答えながら、政策を訴えています。
6月24日に北野白梅町(京都市北区)で行ったタウンミーティングでは、3カ月も続くウクライナの戦争や自衛隊から娘に届いた勧誘の郵便に「戦争が自分事に感じる。共産党は憲法を守るというがどう訴えるのか」という女性、気候危機の政策について尋ねる大学生、政府の賃上げに不安を抱く保育士、高校卒業までに主権者の権利について学ぶ機会をと望む新生人らから質問や願いが出され、たけやま候補が応じました。
憲法9条をいかす「外交ビジョン」について、たけやま候補は、東南アジア諸国連合(ASEAN)が50年前から、話し合いで紛争を解決をする努力を重ねていることを紹介し、「戦争をしないと決めることが大事。どんな国とも信頼関係をつくり、憲法9条をいかす外交の努力に全力をあげたい。そのために国会に行かせてほしい」と話しました。
日本共産党の気候危機打開の取り組みでは、2030年度までに、CO₂を50~60%削減する(2010年度比)目標を提案し、省エネ普及や再エネの推進で雇用創出と新たな投資が生まれることを展望していると述べ、「気候問題に取り組む市民団体からは政策に満点の評価をいただいている。安心して共産党と、たけやまさいこに1票投じてほしい」と力を込めました。
投票先を迷い、気候問題で判断したいと話していた学生は、4月の府知事選は梶川憲氏に投票したと言い、「北陸新幹線延伸計画は税金の無駄遣い。税金は教育費に回してほしい。この延伸計画に立憲は曖昧な態度なので、参院選はよく考えたい」と話していました。