自衛隊戦闘機が低空飛行、住民から苦情 共産党京都市議団が抗議
28日午後1時すぎ、宇治市や京都市伏見区など府南部上空を航空自衛隊の戦闘機など計4機が低空飛行し、住民から騒音の苦情や問い合わせが京都市などに寄せられました。日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)は29日、桝本市長に航空自衛隊と国土交通省に経過説明を求めるよう緊急に申し入れました。
申し入れたのは、倉林明子幹事長と西野佐知子、佐藤和夫、赤阪仁の各市議。内容は▽航空自衛隊と国土交通省に経過説明を求める▽市として抗議し、当日の展示飛行の中止を求める―の2点で、緊急対応を要請しました。
申し入れ書によると、伏見区醍醐地域の住民から、「密集住宅地で事故が起きれば大惨事になる」「地鳴りのような轟音だった」「子どもが起き出してこわがっていた」などの苦情と抗議の声が上がっているとし、「市民の安心安全を脅かす行為に断固抗議する」としています。