公共トイレの防犯対策で前進 用具入れに「鍵」設置/日本共産党・えもとかよこ京都市議候補が対応要請
日本共産党の、えもとかよこ京都市議候補(右京区・新)が、京都市の公共トイレの防犯対策を求め、同市がこのほど対応措置を取りました。
このトイレは、右京区の公園に新設された入口が一つのタイプの構造で、女子トイレの個室内にドア付きの収納スペースが設けられています。中には何も入っておらず、大人一人が入れるほどの空間があり、ドアの金具には鍵がない状態でした。
えもとさんは、「人が隠れる事ができ、密室の中で事件が発生する恐れを心配する」と、同市みどり管理事務所に電話で伝え、数日後、現地を視察した担当課が鍵を設置しました。
えもとさんが気づくきっかけになったのは、京都市が新設するこのタイプの公共トイレが、性犯罪の温床になりうる構造だと指摘するSNSの投稿。入り口が一つで個室が広いこと、男性用トイレに便座がないので多機能トイレを使用するしかないなどと指摘されていました。
京都市が公共トイレ調査へ
現地を訪れた際に、鍵のない収納スペースの存在を見つけましたが、「気づいたこと、不安な声を集めて、行政に届けることが大事」と話しています。
京都市は、今回の指摘を受けて順次、公共トイレを調査しており、対応していくとしています。