改憲ストップは戦争体験世代の責任 年金者組合伏見支部
第19回年金者組合伏見支部定期大会(岡田龍三支部長)が8日に京エコロジーセンターで組合員52人の参加で行われました。同組合京都本部、京都社会保障推進協議会や伏見地区労からの連帯のメッセージに続いて、組合員でもある共産党佐藤和夫市会議員から「国民の大事な年金が消えて今度は消された年金権利がまたまた出てきて国民の受給権はなおざり。一方で自衛隊という軍隊が平和運動や年金運動まで監視、プライバシー侵犯で軍事体制づくりに熱心な安部自公内閣。今こそ憲法25条と9条を守るとき。成宮まり子さん、井上さとしさんを国会に送ってほしい」と訴え激励と連帯の挨拶をしました。
硬い議案書でなく、写真や会員の作品などたっぷりと織り交ぜた見て楽しい議案書が用意され、渡辺和弥事務局長が一年間の運動や各種の楽しい多彩な取り組みなどを報告しました。そして必ず仲間が増えて大会当日、年間目標の240人にちょうど達成したことが報告されて大きな拍手。
07年方針では組合員や地域の要求にもとづく活動・新しい仲間を大勢増やす、見て楽しい読んでおもしろい「しんぶん伏見」の引き続く発行と楽しい支部行事、憲法平和を子どもや孫たちに、参議院と市長選挙で勝利を、などの提案がされました。「横のつながりを持つために、もっと小さな集まりをもってほしい」「みんなどこかの班に入っている班活動を精力的に開きましょう」などの質疑応答後、大きな拍手で確認されました。奥川祐子さん提案の大会宣言で「私たち年金生活者はかつての忌まわしい時代に戻るのはごめんです。改憲をストップさせるために声をあげる事は、戦争を体験した世代の責任です。今、『憲法を守ろう』『戦争をする国づくりを止めよ』の声を大にした活動が急がれます」とのアピールも確認しました。
昼食弁当をワイワイと楽しくいただき、午後はNPO気候ネットワークの豊田陽介さんの講演「地球温暖化の原因と現状を考える」と題しての興味あるお話を聞きました。(仲野良典)