総選挙躍進へ 「もとから変える」日本共産党伸ばして 近畿比例4候補、左京・下京・宇治で訴え
総選挙での躍進・勝利を目指し、日本共産党の衆院近畿比例4候補そろっての街頭宣伝が10月9日、府内3カ所(京都市左京区の百万遍交差点、同下京区の四条大宮、宇治市のJR宇治駅前)で行われ、計770人が参加しました。
たつみコータロー=元参院議員、堀川あきこ=京都2区重複、清水ただし=前衆院議員・大阪4区重複、こむら潤=兵庫8区重複、の4候補が「日本共産党の勝利で政治を変えよう。比例は日本共産党へ。ぜひ躍進させてください」と訴えました。今期で勇退する穀田恵二国対委員長・衆院議員、井坂博文・京都1区候補、かみじょう亮一(同6区候補)らも各地で日本共産党の躍進を呼びかけました。
「高すぎる学費が、若い人の未来を奪っている。一緒に声を上げ、政治を変えよう」。百万遍交差点でこう呼びかけた堀川氏。自身が奨学金を借り、京都へ進学したことや、高学費に苦しむ学生の実態を示し、「高すぎる学費を引き下げ、給付型の奨学金制度を実現しよう。財界とアメリカ言いなりの社会を変えることができるのが日本共産党です。比例での躍進と京都2区では私を国会へ押し上げてください」と訴えました。
たつみ氏は、維新の会と政府が推進する大阪・関西万博の費用が膨張していることなどを強く批判し、「万博やカジノなどは自民党が進めてきた巨大開発事業そのもの。国民生活は良くならず、無駄遣いが一層進む。無駄遣いをストップさせる日本共産党大きくしてください」と訴えました。
コロナ禍で苦しむ中小事業者支援に奮闘してきた清水氏は、「たくさんの業者が苦しんでいる中で、いまやるべきは消費税の減税。100を超える国で消費税の減税は実現しています。大企業から献金を受けず、はっきりものが言える共産党が伸びてこそ実現できる」と述べました。
3人の子どもを育てている、こむら氏は子育てや教育費への負担が重すぎるとし、「経済的な理由で子どもが進路や夢を諦めない社会をつくろう。それを実現できる日本共産党を大きくしてください」と呼びかけました。
穀田氏は、物価高騰に無策で、アメリカ言いなりで大軍拡を進める岸田政権を批判。日本共産党だけが、財界やアメリカにモノが言えるとし、「戦前から一貫して反戦平和を貫いてきた唯一の党です。アジアの平和外交のビジョンも示しています。
日本共産党を大きくするために、多くの人に党の姿を知らせてください」と訴えました。
四条大宮で訴えた井坂氏は、京都市議の32年間で、地下鉄東西線の費用高騰問題、同和行政、行財政改革計画での補助金カット問題などで歴代市長に迫ってきたことを紹介し、「共産党議員団が市議会第2会派として市民の願いを議会へ届けてきた。次は国政で、みなさんの要求を実現させたい。比例の大波をつくり、京都1区でなんとしても私を国会へ送り出してください」と述べました。
かみじょう氏はJR宇治駅前で、消費税減税とインボイス中止、賃上げや学費引き下げなどの政策を紹介し、「私の原点は原発問題」と強調。「原発ゼロを訴えているのが日本共産党。再生可能エネルギー中心の社会へ転換し、原発ゼロを実現しよう」と呼びかけました。