「スポーツは平和と共に」のスローガンをかかげ核廃絶・被爆者援護・戦争反対をアピールする「反核・平和マラソン大会」が17日、50人が参加し大山崎町役場から長岡京市役所→向日市役所→吉祥院公園→JR西大路→西大路三条公園→立命館平和ミュージアム→北区図書館→障害者スポーツセンター→出町柳から終着の京都市役所までの約30キロの7区間コースで行われました。
 開会式に駆けつけ挨拶した大山崎町の真鍋宗平町長は「先日、ベトナム戦争でアメリカ軍の枯れ葉剤散布による被害を受けたベトナムの子ども二人と医師が訪問され懇談をしました。戦争も長かったけれど戦争の深刻な後遺症は今もなお長く続いています。核兵器も同じで傷跡は長く現在もつづいています。だからこそマラソンも長く走りつづけて平和を先へ先へとつなげていってほしい」と激励しました。
 初参加の丹波養護学校の女性教職員は「途中からも含めて今日は職場9条の会の仲間8人が参加。私は全区間の完走が目標。でもどこかで脱落するかも?」と職場9条の会オリジナルのTシャツスタイルに「核兵器廃絶」のゼッケンをつけてニコニコと自信(?)の弁。尼崎市からも6月に274名になった「戦争しない国」のランナー仲間の「RUNNERS 9の会」代表のマラソンランナーの尾形素子さんら3人も参加しました。(仲野良典)