参議院選挙勝利をめざす日本共産党街頭演説会が29日、京都市内２カ所（四条河原町、四条烏丸）で行われ、成宮まり子参院京都選挙区候補、こくた全比例代表候補が訴えました。渡辺和俊府委員長が支援を呼びかけました。
　渡辺氏は冒頭、同日の参議院本会議で社会保険庁解体法案、年金時効特例法案を与党が強行採決に踏み切ろうとしていることに触れ、「消えた年金問題で広がる国民の不安に応えないものだ」と批判しました。安倍首相が大企業には減税、庶民には増税してきたことや、任期中の憲法改定を言明していることを指摘し、「安倍内閣の暮らしと平和を壊す暴走を、日本共産党と成宮まり子候補の勝利でくいとめよう」と呼びかけました。
　成宮候補は、国の責任で国保料の引き下げや、子どもの医療費の無料化の実現をめざす同党の「緊急福祉１兆円プラン」を示し、「国会で雇用と暮らしを守る仕事をさせてください」と訴え。憲法問題では、「憲法を変えて海外で戦争できる国づくりをめざす自民、民主の勢力に負けるわけには行かない」と力を込めました。
　こくた候補は、若者の不安定雇用の問題について、「大企業いいなりの政治が原因。企業献金と無縁な日本共産党がのびてこそ、若者が生き生きと働ける社会が出来る」と訴えました。

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