京北病院に10月から常勤内科医
医師不足が問題となっている京都市立京北病院(右京区)で、10月から常勤の内科医師1人が配置されることになりました。同病院では、4月から常勤の内科医が不在で、非常勤医師や外科医が内科診療にあたっていました。
京都市は11日の代表質問の答弁で、緊急対策として10月1日から市立病院の医師を常勤医として派遣することを公表。現在、京北病院の常勤医は外科2人のみでした。
京北病院の医師不足問題では、日本共産党京都市議団(山中渡団長、19人)は、京北地域の医療を支える病院として全庁体勢で常勤医確保に取り組むよう求めていました。5月定例会では、西村善美議員の代表質問にたいして、「市立病院とのさらなる連携を含め、あらゆる手立てを講じ、体制整備に努める」(西村京三保健福祉局長)と答えていました。
西村議員は、「病院職員、住民からも『まずは不在の常勤内科医の確保を』との要望が出されていたので、喜ばしいです。ただ、整形外科医や麻酔医の常勤医や看護師も不足しており、引き続き地域医療を支える病院として医師・看護師の確保を求めていきたい」と話しています。