中京料理飲食業組合は22日、コープイン京都で決起集会を開き、52人が参加しました。
 この集会は、重税反対の運動や経営環境改善の取り組みをすすめるために毎年、確定申告期に開催しているものです。
 集会では、立命館大学名誉教授で「憲法9条・メッセージ・プロジェクト」事務局長の須田稔さんが「戦争をする国にしないために なぜ日本国憲法を変えようというのか?」と題して記念講演。憲法「改正」の動きの背景には、大企業の利益優先の要求があり、戦争は必ず権力者のウソによって開始されることなどを述べ、「これ以上騙されないようご用心!」と訴えました。
 京都府知事選挙の予定候補者・衣笠洋子さんも訪れ「京都の伝統産業を守りたい」「府の財政も家計と同じ。不要なものを買うのは少し待ってどうしても必要なところにお金を回すべき」と述べ、冷たい官僚府政から心かようあたたかい府政への転換を訴えました。
 参加者からは「料飲業者九条の会」を結成して憲法九条を守る運動をすすめていることや府政転換の願いなどの発言があり、春の運動の締めくくりに向け決意を固めあいました。(土居浩之)