米価暴落に府独自の緊急対策を 京都食健連が申し入れ
農民連や労組などでつくる「農林業と食料・健康を守る京都連絡会」(京都食健連)は15日、山田啓二府知事に対し、「農業を守り、食の安全と食料自給率向上をめざす」ことを申し入れました。要請に先立ち、京都市中京区の三条河原町で宣伝・署名行動を行いました。
全国食健連が呼びかけた「食の安全と食糧自給率向上、地域の発展をめざす全国一斉共同行動」に呼応したもであるとともに、京都総評、新婦人、農民連などが実行委員会を構成し、取り組む「秋の府市民総行動」の一環です。
要請内容は、米価暴落に対して府独自策で府内産米の優先的利用への助成措置を講じ、販路の確保やコメ販売農家を支援する緊急対策、地域農業支援対策の強化などを求めるというものです。
申し入れには、農民連、農協労連、新婦人などから34人が参加。日本共産党の松尾孝府議も同席しました。