職人の伝統の技を展示 11月25日まで東山区で
京都市東山区の職人らでつくる「東山伝統ものづくり会」は20日から、同区の陶磁器会館くるる五条坂(東大路通五条上ル東側)で、「第4回東山職人創作展」を開催しています。25日まで。
陶芸や指物、うちわ、七宝焼、服飾など10分野12人が展示しています。
厚さ2ミリもないような薄い白磁器、祇園祭をモチーフにした七宝焼、和生地でつくったうちわなど、職人ならではの作品が並んでいます。指物では、木材の減少で手に入らなくなった正目の整った枡や茶室で掛け軸や一輪挿しを飾る推撥(すいはつ)と呼ばれる珍しい作品もあります。
着物や帯地をリフォームした洋服や小物、憲法九条を守る「九条ねぎせんべい」なども展示販売されています。
祝日と最終日には、提灯の絵付けの実践を披露します。
午前10時~午後5時(最終日は4時)まで開催。くるる五条TEL075・541・1103。